身長を伸ばすイリザロフ法

低身長で悩まれている方々の中にはこのイリザロフ法を知っている方がいらっしゃるかもしれません。

このイリザロフ法はロシアのガヴリル・ルイリザロフによって考案された手術法です。

手術で足の骨を人工的に折り、骨の自己再生力を利用して足を伸ばすと言う手術です。

具体的には、足を手術で折る→足の骨を徐々に離していく→骨と骨との間に仮骨と呼ばれるアメのようなものが出来る→以下ループ

というように足を伸ばす手術です。

伸ばせる目安としては、人にもよりますが、大腿骨が5cm、脛骨5cmが見映え的にも健康的にも影響のないギリギリのラインでしょう。

私はお金が貯まり次第、アルメニアで太ももとすねを伸ばすつもりですが、医師に聞いたところ、上のように5cmづつ計10cm伸ばせると言われました。

しかし、いい面ばかりではありません。

感染症のリスクもさることながら、一生車イス生活になってしまう恐れもあります。

特に大腿は感染症のリスクが高いため、医師によっては下肢の手術しか行っていないところもあります。

低身長で悩む人にとってイリザロフ法とはまさに夢のような治療薬でしょう。

私自身も何度背が高ければと願ったことでしょうか。

死まで考えました。

しかし、この特効薬も転じて毒になることを忘れてはいけません。